封止ガラスアセンブリ用ベゼルパッケージ及びそのためのガラスアセンブリ
专利摘要:
フリット封止OLEDデバイス、例えばOLEDディスプレイパネルのような、封止ガラスアセンブリのフレームまたはベゼルパッケージ作成に関する方法及びアセンブリ。フレームまたはベゼルパッケージは、(a)丸められたかまたは面取りされたコーナー、(b)カバー、(c)補強されたリード端、(d)材料を節約し、ベゼルを軽くするための背面パネルの開口または切抜き及び(e)封止ガラスアセンブリとフレームまたはベゼルの背面及び/または側面の間に施された低弾性率材料の衝撃吸収中間層の内の1つ以上を有することができる。フレームまたはベゼル構造は封止ガラスアセンブリとベゼルの背面パネルの間に空隙を有することができる。空隙は弾性率が低い裏打ち材料で少なくともある程度埋めることができる。ガラスパッケージは、(a)丸められたかまたは面取りされたコーナー、(b)丸められたかまたは面取りされた端、(c)周縁の周りにまたは周縁の複数の部分の周り、例えばコーナーの上だけに施された低弾性率材料、(d)短くされたリード端及び(e)厚くされたリード端の内の1つ以上を有することができる。 公开号:JP2011516918A 申请号:JP2011502944 申请日:2009-03-30 公开日:2011-05-26 发明作者:アール ヴァッディ,バッチ;ウィジャジャ,スジャント;ティー ウェストブルック,ジェミー;グゥ,ヤーベイ;エフ ベイン,ジョン;ヴィー モーガン,グレン 申请人:コーニング インコーポレイテッド; IPC主号:G09F9-00
专利说明:
[0001] 本出願は、2008年3月31日に出願された、米国特許出願第61/072472号の優先権を主張する。] 技術分野 [0002] 本発明は、封止平ガラスアセンブリのパッケージを作成するため及びそのようなガラスアセンブリを最終製品にマウントするための、フレーム、マウント及び/またはベゼル、並びに、そのようなフレーム、マウントまたはベゼルのための平ガラスアセンブリに関する。平ガラスアセンブリは、例えば、プラズマディスプレイパネル、液晶(LCD)ディスプレイパネルまたは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイパネル、特に、フリット封止OLEDディスプレイパネルまたはOLED照明製品とすることができる。] 背景技術 [0003] プラズマディスプレイ、LCDディスプレイ及びOLEDディスプレイのための平ガラスパネルアセンブリの作成には多くの難題がともなう。そのようなプロセスに肝要な要件は、コスト、性能及び耐久性のバランスがとられた態様でディスプレイパネルを最終デバイスにパッケージ及びマウントできる能力である。有機発光ダイオード(OLED)技術に基づくディスプレイは、OLEDディスプレイ内への酸素及び水分の拡散のような、多くの要因に特に敏感である。OLEDディスプレイパネルに満足し得る寿命をもたせるためには、ディスプレイパネル内への酸素及び水分の侵入を防止するためにディスプレイパネルを気密に封止しなければならず、あるいはディスプレイ内にしみ込んでくる水分を吸収するためにパネル内にゲッタ材を入れておかなければならない。] [0004] OLEDディスプレイパネルアセンブリを封止するための一方法は、カバーガラスプレートの周縁をバックプレーンガラスプレートの周縁にエポキシ樹脂またはその他の高分子材の接着剤を用いて封着することである。そのような高分子材封止は気密ではなく、高分子封止材を通ってしみ込む水分を吸収するためにディスプレイパネル内にゲッタ材を入れる必要があり、ディスプレイパネルの製造コストを引き上げる。] [0005] OLEDディスプレイパネルを気密に封止し、よってゲッタ材の必要を排除するための方法は、ガラスフリット封止材を用いてディスプレイパネルの周縁を封着するかあるいはOLED材料を封入することである。ガラスフリットは脆く、したがって、ディスプレイパネルが機械的衝撃または曲げを受けたときに砕け易く、おそらくは気密封止が破られるであろう。衝撃及び曲げ応力は、アセンブリ1のガラスプレートの縁端に沿う傷も生じさせるかまたは伝搬させることができ、そのような傷は最終的にフリット封止障壁内に伝搬して水分及び酸素のアセンブリ内への侵入を可能にすることができる。したがって、フリット封止したディスプレイパネルまたはその他のガラスアセンブリの構造結合性及び耐久性を、その機械的衝撃及び曲げへの抵抗力をさらに高めることによって、高める必要がある。] [0006] 機械的衝撃及び曲げ並びに気密封止ガラスパネルの構造結合性を危うくするその他の要因から保護するため、アセンブリは一般に、ガラスアセンブリに支持構造及び保護外殻を与える、ベゼル、マウントまたはフレーム、あるいはこれらの内の複数の組合せ内にパッケージされる。プラズマディスプレイパネル、LCDディスプレイパネル、OLEDディスプレイパネル及びその他の気密封止ガラスパッケージは、技術の進歩及び製造コストの低減にともなって大きくなり続けるから、そのような気密封止ガラスアセンブリのためのパッケージ技術をさらに向上させる必要がある。] 課題を解決するための手段 [0007] 衝撃による破損の可能性を低めるため、本発明の手法は封止ディスプレイアセンブリを保持するために用いられる、ベゼル、マウントまたはフレームを設計し直すことである。ベゼルは、最終製品に機能性ディスプレイデバイスを最終的にマウントするための主コンポーネントとして、最終的に用いられ得る。] [0008] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、弾性率が低い材料を封止ガラスアセンブリまたはベゼルに、材料が封止ガラスアセンブリとベゼルの間に衝撃吸収中間層を形成するように、施すことができる。] [0009] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ベゼルは第1,第2,第3及び第4の周端をもつ矩形の後壁を有することができ、第1,第2及び第3の側壁がそれぞれ、第1,第2及び第3の周端から上方に延び、側壁は後壁の2つのコーナーにおいて結合されている。ベゼルには、(a)後壁の第4の周端に沿う補強構造、(b)丸められたコーナー、(c)面取りされたコーナー及び(d)後壁を貫通する少なくとも1つの開口の内の少なくとも1つを設けることができる。接着材を、封止ガラスアセンブリをベゼルに固着させ、封止ガラスアセンブリとベゼルの間に衝撃吸収中間層を形成するように、封止ガラスアセンブリ及びベゼルの少なくとも一方に与えることができる。] [0010] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、第1,第2,第3及び第4の周端をもつ前壁、及び第1,第2及び第3の側壁を有するカバーを提供することができ、第1,第2及び第3の側壁はそれぞれ、第1,第2及び第3の周端から上方に延び、第1,第2及び第3のベゼル側壁に第1,第2及び第3のカバー側壁を取り付けることができる。] [0011] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、OLEDデバイスをガラスパッケージ内に入れることができる。OLEDデバイスから放射される光が通過できる開口をカバー前壁に形成することができる。] [0012] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ベゼル側壁の内表面及びベゼル側壁に対向するガラスパッケージの周端の一方に接着材を施すことができ、ガラスパッケージとベゼル後壁の間に空隙が形成されるように、ベゼル内に封止ガラスアセンブリを接着することができる。] [0013] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ガラスパッケージとベゼル後壁の間の空隙内に低弾性率材料の衝撃吸収中間層を設けることができる。材料は、気泡体、セラミックファイバクロス、低弾性率高分子材有機コーティング、ガラスパッケージの周縁を囲むゴム製Oリング、ガラスパッケージの端に面するベゼル壁に接着されたゴム製Oリング、及び/またはベゼルの一部であるベゼルのそれぞれのコーナーに近接するピンを囲むゴム製Oリングでつくられ、ゴム製Oリングはコーナー領域に隣接するガラスパネルの端に接する。] [0014] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ベゼル後壁の内表面及び封止ガラスアセンブリの底面の少なくとも一方に少なくとも1筋の接着材ストリップを施すことができる。接着材ストリップは1筋以上とすることができ、ストリップは概ねリング形状のパターンで配置することができる。ガラスパッケージとベゼル後壁の間で接着材リングの内側に低弾性率材料の衝撃吸収中間層を配置することができる。] [0015] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、丸められたコーナーまたは面取りされたコーナーの一方を有する第1及び第2の矩形ガラスプレートで封止ガラスアセンブリを形成することができる。第1のガラスプレートと第2のガラスプレートの間に水分及び周囲大気の少なくとも一方に敏感な素子を配置することができる。第1のガラスプレートと第2のガラスプレートの間で素子を囲んでガラスフリット封止材を広げることができ、よって第1及び第2のガラスプレートを結合して、素子をガラスパッケージ内に実質的に気密に封入することができる。] [0016] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ガラスアセンブリは、フリット封止ガラスOLEDディスプレイパネルのような、少なくとも1つの電子デバイスを収めることができる。アセンブリの第1のガラスプレートは1つの次元で第2のガラスプレートより長くすることができ、よって第1のガラスプレートの一部は第2のガラスプレートより約5mm延び出す。第1のガラスプレートの延出し領域上に電気コンタクトを配置することができる。延出し領域上の電気コンタクトからフリット封止材を通って、フリット封止内に封入された少なくとも1つの電子デバイスまで、気密フリット封止を破らずに、電気リードが延びることができる。] [0017] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ベゼル側壁の内表面及びベゼル側壁に対向するガラスパッケージの周端の一方の上に接着材を配置することができ、封止ガラスアセンブリは、ガラスパッケージとベゼル後壁の間に空隙があるように、ベゼル内に固着される。低弾性率材料の衝撃吸収中間層を空隙内に配置することができる。衝撃吸収中間層は空隙にわたることができ、ベゼル後壁及び封止ガラスアセンブリに接着することができる。衝撃吸収中間層は、気泡材、セラミックファイバクロス及び/または低弾性率高分子材有機コーティングでつくることができる。] [0018] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、封止ガラスアセンブリはフリット封止OLEDデバイスとすることができる。] [0019] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、衝撃吸収中間層は、気泡材、セラミックファイバクロス及び/または低弾性率高分子材有機コーティングでつくることができる。] [0020] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ベゼルは、アクリル樹脂、プラスチック、複合材、アルミニウム、チタン合金及び/またはステンレス鋼でつくることができる。] [0021] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、接着材は、接着テープ、シリコーンタイプ接着剤またはその他の有機接着剤で形成することができる。] [0022] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、少なくとも2つの丸められたコーナーまたは面取りされたコーナーを有する第1及び第2の矩形ガラスプレートで封止ガラスアセンブリを形成することができる。第1のガラスプレートは1つの次元で第2のガラスプレートより長く、よって第1のガラスプレートの一部は第2のガラスプレートより延び出す。熱と水分及び周囲大気の少なくとも一方に敏感な素子を第1のガラスプレートと第2のガラスプレートの間に配置することができる。ガラスフリット封止材は第1のガラスプレートと第2のガラスプレートの間に広がって素子を囲むことができ、よって第1のガラスプレート及び第2のガラスプレートを結合し、実質的に気密な封止を形成することができる。電気リードを第1のガラスプレートの延出し領域上に配置することができ、電気リードはフリット封止材を通って少なくとも1つの電子デバイスまで、気密封止を破らずに、延びることができる。] [0023] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ガラスアセンブリの第1のガラスプレートの延出し領域は第2のガラスプレートから、第2のガラスプレートの対角線の約0.1%から約5%まで延び出すことができる。] [0024] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、第1のガラスプレートは第2のガラスプレートより厚くすることができる。] [0025] 本発明の1つ以上の実施形態にしたがえば、ガラスアセンブリは第1のガラスプレートの延出し領域に沿う第1のガラスプレートと第2のガラスプレートの結合部で、ガラスアセンブリのコーナー上に、またはガラスアセンブリの全周端に沿って、弾力のある補強材料を有することができる。] [0026] 本発明の様々な実施形態は、衝撃で誘起される高い応力を減衰させること及びアセンブリの亀裂及び離層を生じさせ得る曲げ応力に抗することの内の少なくとも1つによって、フリット封止アセンブリのような、封止ガラスアセンブリの機械的結合性及び信頼性を向上させる。本発明は、フリット封止によって提供される気密性の向上に加えて、ガラスアセンブリのガラスプレート間の機械的結合を強化し、よって、フリット封止のような、気密封止の保護を強化することもできる。] [0027] その他の態様、特徴、利点、等は、当業者には、本明細書における本発明の説明を添付図面とともに読めば、明らかになるであろう。] [0028] 本発明の様々な態様を説明する目的のため、用いられ得る簡略化した形態が、同様の参照数字が同様の要素を示す、図面に示されているが、本発明は図示される精確な配置及び機構によって限定されず、またはそのような配置及び機構に限定されず、添付される特許請求の範囲によってのみ限定される。図面は比例尺で描かれてはいないであろうし、図面の態様は相互に比例するスケールで描かれてはいないであろう。] 図面の簡単な説明 [0029] 図1Aは従来技術のフリット封止OLEDデバイスを説明するための斜視図である。 図1Bは従来技術のベゼルマウントを説明するための斜視図である。 図2は、コーナーが丸められている、本発明にしたがうベゼルマウントの第1の実施形態の簡略な斜視図である。 図3は、バックプレーンが切り抜かれている、図2のベゼルマウントの修正版の簡略な斜視図である。 図4は、ベゼルの電気リード端に補剛構造をもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な斜視図である。 図5Aは、トップカバーをもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な斜視図である。 図5Bは、トップカバーをもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な断面図である。 図6は、ベゼルにディスプレイパネルをマウントして支持するための接着剤及び支持気泡体をバックパネル上にもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な斜視図である。 図7Aは、ベゼルにディスプレイパネルをマウントして支持するための接着材を側壁の内表面上にもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な斜視図である。 図7Bは、ベゼルにディスプレイパネルをマウントして支持するための接着材を側壁の内表面上にもつ、本発明にしたがうベゼルマウントの簡略な断面図である。 図8Aは、ディスプレイパネルが吊下げ/フローティング態様でマウントされている、本発明にしたがうベゼルマウントの実施形態の簡略な断面図である。 図8Bは、ディスプレイパネルが吊下げ/フローティング態様でマウントされている、本発明にしたがうベゼルマウントの実施形態の簡略な断面図である。 図9は、コーナーが丸められ、端が丸められている、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な斜視図である。 図10Aは、ディスプレイのコーナーが丸められ、面取りされて、周端が保護材に囲まれている、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な斜視図である。 図10Bは、ディスプレイのコーナーが丸められ、面取りされて、周端が保護材に囲まれている、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な部分断面図である。 図11は、ディスプレイパネルのコーナー上だけに保護材をもつ、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な上面図である。 図12は、パネルのリード端においてガラスプレートの結合部だけに保護材をもつ、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な上面図である。 図13は、バックプレーン/第1のガラスプレートを厚くした、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な部分側面図である。 図14は、バックプレーン/第1のガラスプレートを短くした、本発明にしたがうガラスディスプレイパネルの簡略な部分側面図である。 図15は本発明にしたがうベゼル及びガラスパッケージの作成のための例示プロセスのブロック図である。] 図10A 図10B 図11 図12 図13 図14 図15 図1A 図1B 図2 実施例 [0030] 図1は従来技術の封止ガラスアセンブリまたはパッケージ1を示し、特に、第1のガラスプレート及び第2のガラスプレート3を提供し、第1のガラスプレート上に有機発光ダイオード(図示せず)を着け、第2のガラスプレート3上に高分子材またはガラスフリットの封止材4を着け、第1と第2のガラスプレートを合わせて封着して封止ガラスアセンブリを形成することによって気密封止OLEDガラスアセンブリが作成されている。] [0031] 第1のガラスプレート2は、第1のガラスプレートの一部6が第2のガラスプレートの端8から延び出すように、1つの次元において第2のガラスプレート3より長くすることができる。ガラスパッケージ1内の電子デバイス(図示せず)に電気接続するための電気リード(図示せず)を第1のガラスプレート2のこの延出し領域(リード端または延長領域)6上に配置することができる。次いで、ガラスアセンブリ1内に封入された、アクティブマトリックス型OLEDディスプレイのような、電子デバイスの電力供給及び制御のために、電気コネクタまたはフレキシブルケーブル(図示せず)を延長領域またはリード端6上のリードに接続することができる。封止後、ガラスアセンブリは一般にフレームまたはベゼル10に挿入される。] [0032] フレームまたはベゼル10は、後壁12及び後壁から上方に延びる3つの側壁14a,14b及び14cを有する。ベゼルが開放端16を有するように、ベゼルの一端を無端壁とすることができる。ガラスアセンブリ1のリード端6は、最終製品において電気コネクタが第1のガラスプレート2のリード端6上のリードに接続することができるように、ベゼルの開放端16と位置を合わせることができる。封止ガラスアセンブリをベゼル内に堅固に保持するため、一般に、(図1には示されていない)接着材層、例えば両面気泡体接着テープがガラスアセンブリとベゼルの間に配置される。] [0033] 例として、ガラスプレート2及び3には、コーニング社(CORNING INCORPORATED)ガラス製品コード1757またはコーニング社ガラス製品コードEAGLE2000(商標)、Eagle XG(商標)またはコーニングJade(商標)ガラス、及びホウケイ酸ガラスまたはソーダ石灰ガラスのようなその他いずれかのガラス基板を含めることができる。これらのガラス材には数多くの用途、特に、例えば、プラズマディスプレイ、LCDディスプレイ及びOLEDディスプレイのような、ディスプレイの作成がある。] [0034] 有機発光ダイオードは、広範なエレクトロルミネッセンスデバイスでの使用及び使用可能性のため、近年相当な規模の研究の対象になっている。例えば、単OLEDは個別発光デバイスに用いることができ、OLEDのアレイは照明用途またはフラットパネルディスプレイ(例えばOLEDディスプレイ)用途に用いることができる。OLEDディスプレイは非常に明るく、優れたカラーコントラスト及び広い視野角を有するとして知られる。しかし、OLEDディスプレイ及び、特に、OLEDディスプレイ内に配置された電極及び有機層は、周囲環境からOLEDディスプレイにしみ込む酸素及び水分との相互作用による劣化を受け易い。OLEDディスプレイ内の電極及び有機層を周囲環境から気密に封止してそのような劣化を防止すれば、OLEDディスプレイの有効寿命を著しく長くすることができる。] [0035] 従来、OLEDディスプレイに有効な気密封止を形成することは非常に困難であった。例えば、気密封止は、酸素及び水分に対するバリア(それぞれ、10−3cm3/m2/日及び10−6g/m2/日)を提供すべきである。さらに、封止プロセス中に発生する温度はOLEDディスプレイ内の材料(例えば電極及び有機層)を損傷させるべきではない。例えば、OLEDディスプレイの封止領域から1〜2mm以内に配置されたOLEDピクセルは、封止プロセス中に100℃より高温に加熱されるべきではない。さらに、封止プロセス中に放出されるガスがOLEDディスプレイ内の材料を汚染するかまたは劣化させるべきではない。最後に、気密封止には電気リード及び接続がOLEDディスプレイに入ることを可能にする必要がある。] [0036] OLEDディスプレイを封止するための一般的な方法は、封止材への紫外光または熱の印加によって硬化した後に気密封止を形成する、様々なタイプの、エポキシ樹脂、無機材料及び/または有機材料を用いることである。例えば、Vitex systemsはBarix(商標)の商品名でコーティングを製造販売しており、これは無機材料と有機材料の交互層をOLEDディスプレイを封止するために用いることができる複合材ベースの手法である。これらのタイプの封止は通常、許容できる機械的強度を与えるが、非常に高価になり得るし、OLEDディスプレイ内への酸素及び水分の拡散の防止に失敗した例が多い。OLEDディスプレイを封止するための別の一般的な方法は金属の溶接または鑞付を利用することである。しかし、得られる封止は、OLEDディスプレイのガラスパネルと金属の間の熱膨張係数(CTE)の間のかなりの差のため、広い温度範囲における耐久性がない。さらに、溶接または鑞付における金属の溶融及び封止に必要な温度ではOLEDのような熱に敏感なデバイスは損傷を受けがちである。] [0037] ディスプレイ構造を封止するための(有機接着剤を乾燥剤キャビティとともに用いるような)一般に用いられる方法はOLED構造に気密封止を与えるに有効ではあり得ないようであることから、新しい封止方法が開発されている。気密封止ガラスパッケージの作成のそのような非エポキシベース方法の1つにガラスフリット封止材の使用がある。] [0038] ガラスフリット封止を有するガラスアセンブリは、共通に所有される、エイトケン(Aitken)等の米国特許第6998776号(776特許)の明細書に述べられるように作成することができる。例としてOLEDディスプレイを用いて、776特許明細書は気密封止ガラスパッケージ及び気密封止ガラスパッケージを作成するための方法を説明している。基本的に、気密封止OLEDディスプレイは、第1のガラスプレート及び第2のガラスプレートの提供、第1のガラスプレート上へのOLEDの被着及び第2のガラスプレート上へのフリットの被着によって作成される。OLEDを間にして第1及び第2のガラスプレートを合わせた後、フリットを加熱及び溶融するために照射源(例えば、レーザまたはその他の赤外光源)が用いられる。温度を下げると、フリットは固化して、第1のガラスプレートを第2のガラスプレートに結合し、OLEDを保護する気密シールを形成する。このフリットは、光の吸収を助けるための少なくとも1つの遷移金属をドープすることができ、ガラスプレートの熱膨張係数(CTE)にさらに密に一致させるためにフリットのCTEを低めるためのフィラーを添加することができる、ガラスフリットである。レーザの使用により、ガラスフリット封止領域に近接して配置されたOLEDへの熱損傷を回避しながら、フリットを溶融させ、気密封止を形成することが可能になる。] [0039] ガラスフリット封止の本質的に脆い性質により、封止されたガラスアセンブリは、機械的衝撃または曲げを受けたときに損傷を受け易くなり得る。一般的な封止ガラスパッケージ/デバイスの露出したリード端にかかる力により、封止ガラスパッケージの逆側のコーナーにおいて下側すなわち第1のガラスプレートと封止材の分離を強いる亀裂を生じさせ、おそらくは脆い封止材の剥離及び破損を生じさせることができる、曲げモーメントが封止ガラスパッケージに生じることが実験によって示された。リード端にかかる衝撃または力による破損が封止破損の主要な原因であることがわかった。] [0040] 機械的衝撃及び曲げによる破損の可能性を軽減するため、本発明は封止されたディスプレイアセンブリまたはパネルを保持するための改善されたベゼルパッケージを提供する。ベゼルは最終的に、最終パッケージ組立及びその後の最終製品への機能ディスプレイパネルのマウントの主要コンポーネントとして用いられる。そのようなベゼルの一例が、共通に所有される、2006年11月8日に出願された米国特許出願第11/594487号の明細書に開示されている。] [0041] 本明細書での議論の目的のため、以下に紹介される封止デバイスは、封止形成の方法にかかわらず、いかなる封止ガラスアセンブリともすることができる。しかし、フリット封止の脆性により、フリット封止デバイスは封止領域における機械的衝撃及び曲げに一層敏感であり得るから、フリット封止ガラスパッケージに重点がおかれる。したがって、フリット封止デバイスは本発明のベゼルパッケージによって提供される改善された構造耐久性からより多くの恩恵を得るであろう。別途に示されない限り、以降の図面の封止デバイスは、OLEDディスプレイまたはOLED照明パネルに用いるためのフリット封止OLEDガラスパネルのような、フリット封止ガラスアセンブリと互換である。しかし、本発明は、光起電力デバイス及びその他のデバイスのような、(水分または酸素のような)環境または熱に敏感なその他のコンポーネントにも適用できる。] [0042] 本発明にしたがう例示の第1のベゼル20を示す、図2を次に参照する。ベゼル20は後壁22及び後壁から上方に延びる3つの側壁24a,24b及び24cを有する。ベゼルが開放端または開放辺25を有するように、ベゼルの一端または一辺は無端壁とすることができる。(図1に示される)ガラスパッケージ1のリード端6は、最終製品の電気コネクタが第1のガラスプレート2のリード端6上のリードと接続することができるように、ベゼルの開放端25と位置を合わせることができる。封止ガラスアセンブリをベゼル内に堅固に保持するため、一般に、例えば両面気泡体テープのような、接着材層(図示せず)がガラスアセンブリとベゼルの間に配置される。] 図2 [0043] 第1のベゼル20は、丸められたコーナー26及び28を有する。丸められたコーナー26及び28は図1のベゼル10の角形コーナーよりも強く、圧潰への抵抗力がより高い。丸められたコーナーは、尖った角形のコーナーより大きな面積にかけて、機械的打撃または衝撃の力も分散させる。この結果、丸められたコーナーは機械的打撃による損傷に対して角形コーナーよりかなり大きな抵抗力がある。丸められたコーナー26及び28は可能な限り大きな半径を有するべきである。しかし、コーナーの半径の結果として生じる使用可能なガラスパッケージ面積の減少が丸められたコーナー26及び28で得られる強度の増大に対して収支が合わせられなければならないことは理解されるであろう。2〜10mmの範囲、あるいはガラスアセンブリまたは第2のガラスプレートの(またはディスプレイパネルの場合の表示領域の)対角線長さの0.1%〜5%の範囲のコーナー半径が有利であることがわかっている。] [0044] ベゼル10,20,30,40,50,70は、比較的軽く、丈夫で、剛性が高いかまたは硬質の、衝撃エネルギーを吸収できる材料、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、鋳鉄のような、弾性率が約50GPa〜約250GPaまたは約60GPa〜約200GPaの金属、チタン合金のような、弾性率が約100GPa〜約400GPaまたは約200GPa〜約400GPaの合金、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、アクリル樹脂及びテフロン(登録商標)のような、弾性率が約0.1GPa〜約10GPaまたは約0.5GPa〜約5GPaの硬質プラスチック、及び、金属複合材及びグラファイトファイバで強化されたプラスチック、例えばABSのような、高分子複合材のような、弾性率が約5GPa〜約400GPaまたは約60GPa〜約300GPaの複合材で、有利に形成することができる。金属ベゼル材料の密度は、約8000kg/m3、あるいは約1000kg/m3〜約4000kg/m3である。ベゼル構造には、金属打抜きまたは射出成形のような低コスト作成プロセスでつくられた、普通に入手できるフレームを含めることができる。射出成形または打抜きプロセスで作成されたベゼルは、コスト効率が良く、それでも耐衝撃性であることから、有利であり得る。衝撃吸収の概念は、それぞれについての例示材料で示されるように、ベゼルに印加されたときと裏打ち中間衝撃吸収材料に印加されたときでは、当然異なる剛性レベル及び弾性値を表す。純粋に構造的な観点からは、ベゼル壁が厚いほどさらに丈夫になるであろうが、厚さは、寸法、重量及びコストの増大と収支が合わせられなければならない。] [0045] 図3は本発明にしたがう例示の第2のベゼル30を示す。第2のベゼル30は第1のベゼル20と同様の大半径コーナー26及び28を有し、加えて、ベゼル30の後壁22に切抜き領域31,32,33及び34を有する。切抜き領域31〜34の使用によりベゼルの作成に必要な材料の量が低減され、この結果、より軽く、より低コストのベゼルが得られる。4つの3角形切抜きが示されるが、切抜きの数、大きさ及び形状が変わり得ることは理解されるであろう。切抜きは、丸められたコーナーではなく、角形コーナーをもつベゼルにも用いることができる。] 図3 [0046] 図4は本発明にしたがう例示の第3のべゼル40を示す。第3のベゼル40はベゼルの開放端または開放辺25に補強構造42を有する。補強構造はベゼルの開放端または開放辺25から下方に延びる一体フランジまたは一体壁として示される。しかし、補強構造をベゼルの開放端に剛性を与えるに適するいずれかの構造とし得ることは理解されるであろう。例えば、補強構造は、成形中にベゼルまたはフレームとともに、または辺にかけて曲げることによって、一体形成することができ、あるいはベゼル40の開放端または開放辺25に沿って別個のロッドまたはプレートを後壁22に接合するかまたは別の手段で取り付けることができる。第3のベゼル40は例示の第1のベゼル40及び第2のベゼル30の丸められたコーナー及び/または切抜きと組み合わせて用いることができる。] 図4 [0047] 図5A及び5Bは本発明にしたがう例示の第4のベゼル50を示す。第4のベゼル50はカバー52を有する。カバー52は、上壁または前壁54,前壁から下方に延びる一体側壁56a,56b及び56c並びに前壁の開口58を有することができる。ガラスアセンブリがディスプレイパネルである場合、カバーの前壁の開口58を通して表示を見ることができる。側壁56a,56b及び56cは、ベゼルの後壁22から上方に延びる側壁24a,24b及び24cの上に載せて取り付けることができる。側壁56a,56b及び56cは、例えば、接着剤、溶接のような、いずれか適する手段(図示せず)によって、あるいは一体でまたは個別に形成されたクリップまたは個別の締結具によって、側壁24a,24b及び24cに取り付けることができる。] 図5A [0048] カバー52は、側壁を補強し、ガラスアセンブリ1に部分カバーを与えることにより、ベゼル50を補強するようにはたらく。第4のベゼル50は、例示の第2のベゼル20,第3のベゼル30及び第4のベゼル40の、丸められたコーナー、切抜き及び/または補強構造を有することができる。第4のベゼルは、ガラスアセンブリを弾力のある態様で支持し、ベゼルから絶縁するための、後壁22上の弾力のある衝撃吸収支持パッドまたは裏打ち材料64も有することができる。] [0049] 弾力のある裏打ち材料64は、弾性率が低い、例えば、ゴム、有機高分子接着剤またはコーニングCPC6(商標)アクリル樹脂のような高分子材、ポリウレタンまたはポリエーテルベースのような高分子材、気泡体接着テープ、シリコーンゲルまたはエポキシ樹脂のような樹脂、セラミックファイバクロス、織物または紙、例えばアルミのシリケートファイバクロス、Fiberfrax(商標)クロスまたは紙の成分、の層のような、いずれか適する弾力のある材料で形成することができ、約0.005〜0.1インチ(約0.0127〜0.254cm)の厚さを有することができる。弾力のある裏打ち材料64は、接着剤が施されているかまたはいない、接着性材料または非接着性材料とすることができる。接着剤はさらに、ガラスアッセンブリをベゼルに接着し、よってガラスアセンブリをベゼル内に固着し、アセンブリ全体を強化するに役立つ。適する接着剤は以下で図7Bの接着剤62aに関して説明される。] 図7B [0050] 選ばれる裏打ち材料64は、衝撃吸収/耐衝撃特性を与えるに十分に低い、約0.01GPa〜約100GPaのような、弾性率を有するべきであり、材料の弾性率に依存する、衝撃吸収特性の発現を可能にするに十分な厚さを有することができる。例えば、ファイバクロス材の弾性率は約1〜100GPa,約1〜50MPa,約2〜25MPaまたは約5〜20MPaの範囲とすることができ、厚さは約0.001〜0.025インチ(25.4〜635μm)とすることができる。高分子材は、約0.01GPa〜20GPa,約0.1〜1GPaまたは約0.05〜0.5GPaの範囲の弾性率を有することができる。裏打ち材料64は動作及び使用中にデバイス1によって発生される熱の累積による温度上昇に耐えることができるべきである。例えば、裏打ち材料には様々な市販の気泡体材料あるいは硬質かつ可撓性の気泡体またはエポキシ樹脂を含めることができる。ベゼル10,20,30,40,50,70及び裏打ち材料64は非導電性であることが有利であろう。] [0051] 裏打ち材料64の、封止デバイス1の支持及びベゼルからの絶縁の機能を提供するための、いかなる形状/寸法も許容できる。裏打ち材料64は、いずれか適する態様でガラスアセンブリとベゼルの間に施される材料の1つ以上のビーズ粒、ストリップまたはパッドとすることができ、または、ベゼルの後壁22またはガラスアセンブリ1に施される1つ以上の弾性材料層のコーティングとすることができる。裏打ち材料はベゼルに隣接するガラスアセンブリ1の表面の全てを実質的に覆うことができ、あるいはそのような表面の一部だけを覆うことができる。図6は例示の第3のベゼル40を示し、ベゼル40は、ベゼル40内に(図6には示されていない)ガラスアセンブリ1を確実に固定するための後壁22上の接着剤62及び、図5Bと同様に、ガラスアセンブリの中央部を弾力支持し、ベゼルからガラスアセンブリを絶縁するための後壁22上の弾力のある衝撃吸収パッドまたは裏打ち材料64を有する。弾力のあるパッドまたは裏打ち材料64は、ベゼル及びガラスアセンブリに接着し、よってベゼル内にガラスアセンブリをさらに固着し、アセンブリ全体を強化するように、接着剤で形成するかまたは接着剤を施すことができる。] 図5B 図6 [0052] 図7A及び7Bは例示の第3のベゼル40を示し、ベゼル40はベゼル内に(図7Aには示されていない)ガラスアセンブリ1を確実に固定するための側壁21a,24b及び24c上の接着剤62aを有する。あるいは、ゴム製Oリング(図示せず)をガラスパッケージの周りに接着するか、またはガラスパッケージの端に面するベゼル壁に接着することができる。ガラスアセンブリ1は、接着剤62aによって後壁22から隔てて後壁22上に吊下げ/フローティングさせて、ガラスアセンブリとベゼル後壁の間に空隙66を定めることができる。現場での製品へのいかなる衝撃または曲げの間にも、封止ガラスアセンブリ1とベゼル40の間の空隙66によって与えられる許容度が、ガラスアセンブリ1のベゼル40への接触を遮断し、よって接触の結果としてガラスアセンブリにかかるいかなる応力も排除するためにはたらく。1つ以上の実施形態において、例示の空隙は約0.1インチ(0.254cm)以下、または約0.1cm〜約0.5cmとすることができる。] 図7A [0053] 接着剤62,62aは、例えば、SOTBOTHAN(登録商標)高分子材のような高分子接着剤、シリコーンゲル、UV3000(商標)のようなエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ブチルゴム、ポリブタジエン、スチレン-ブタジエン、ニトリルゴム、クロロプレンベースゴム及び飽和ゴム、例えば、エチレンプロピレンゴム、エピクロロヒドリンゴム、ポリアクリル系ゴム、シリコーンベースゴム、フルオロエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、エチレンビニルアセテート、のようなエラストマー、あるいは両面気泡体テープとすることができる。] [0054] 有機接着剤が用いられる場合、有機接着剤は、低弾性率を示し、外熱を印加することなく室温で硬化し、許容できる耐水/耐候特性を有することが有利であり得る。そのような有機接着剤または裏打ち材料は、約0.01GPa〜約20GPa,約0.01GPa〜約10GPa,約0.01GPa〜約5GPa,約0.1GPa〜約2GPaまたは約0.01GPa〜約1GPaの範囲の弾性率を有することができ、エーテル及びポリウレタンベース熱硬化性樹脂、シリコーン、エポキシ樹脂、例えばUV3000のような、樹脂、ポリスチレンフォームのようなプラスチックフォーム、またはスチレンブタジエンゴムまたはクロロプレンのようなゴム、のような高分子材とすることができる。選ばれた有機接着剤にUV硬化が必要であれば、接着剤を封止エポキシ樹脂またはフリットの筋の外側だけに配することが有利であり得る。そのような配置は、有機接着剤の低パワー密度UV光硬化が、例えばOLEDデバイスのOLED材料のような、ガラスアセンブリ1内に封入されたデバイスに熱損傷を生じさせるであろうリスクを最小限に抑えるに役立ち得る。そのような硬化プロセスは、数秒の露光に対して80℃以上の温度にはならないであろうから、有利である。] [0055] 2枚のガラスプレートの周端に広げることによって、接着剤62aの塗布はガラスアセンブリ1のガラスプレート2とガラスプレート3の間の機械的結合を強化する。接着剤は封止エポキシ樹脂またはフリットの筋4の外側で2枚のガラスプレートの間に存在する空隙に、毛管力によるかまたは塗布によって、しみ込むこともでき、ガラスプレート間の結合をさらに強化する。] [0056] (図6に示されるような)弾力のある衝撃吸収支持パッドまたは裏打ち材料64は、側壁上の接着剤62aと組み合わせて含めることができる。裏打ち材料64は後壁22上またはガラスアセンブリ1上に配置することができ、空隙66をある程度または完全に埋めることができる。裏打ち材料は、例えば、空隙66を埋める有機接着剤または接着剤がコーティングされた気泡体パッドとすることができる。裏打ち材料の施行により、図6に関して前述したように、デバイス1の2枚のガラス基板2と3の間の強化された機械的結合を得ることができる。] 図6 [0057] 図8A及び8Bは例示の第5のベゼル70を示し、ベゼル70はベゼル70内にガラスアセンブリ1を、ガラスアセンブリがベゼル70の後壁22から隔てられ、後壁22の上方に吊られるように、マウントするために用いることができる別の構造を有する。第5のベゼル70はマウント素子72を有する。マウント素子72はガラスアセンブリ1の端に取り付けられた可撓性マウント構造74,74aを受ける。ガラスアセンブリ1は、図8Aに示されるように、ベゼルの後壁22から隔てられ、後壁22の上方に吊られて、ガラスアセンブリ1と後壁22の間に空隙66を形成する。あるいは、図8Bに示されるように、ガラスアセンブリ1は、ガラスアセンブリとベゼルの間の空隙66内でガラスアセンブリ1または後壁22に取り付けられた弾力のある裏打ち材料64によって支持することができる。] 図8A 図8B [0058] マウント構造74,74aは、例えば、カーボンファイバ強化ゴムまたは軟質プラスチック、例えば低密度ポリエチレンまたはポリプロピレン、のようないずれか適する耐引裂可撓性材料で形成することができ、ガラスアセンブリ1の端の上に成形するかまたはガラスアセンブリ1の端に接着することができる。マウント素子72は、ポスト/ピン、フランジまたはその他の適する構造の形態をとることができ、マウント素子上にマウント構造74,74aを確実に保持するためにそれぞれの側面に、あごを付けるかまたは1本以上の溝を設けることができる(図示せず)。あるいは、ベゼルのそれぞれのコーナーに隣接するベゼルまたはフレーム上にゴム製Oリング(図示せず)が、ガラスアセンブリのコーナーに隣接するガラスアセンブリの端と接触するように、備えられる。] [0059] 次に図9〜14を参照すれば、本発明はガラスアセンブリ1の耐機械的衝撃強度と耐久性を向上させるためのガラスアセンブリの強化も提供する。さらに詳しくは、図9〜12は、ガラスアセンブリの端に施された保護材または保護コーティングと改変されたガラスプレートの内の少なくとも1つを有する、本発明の態様を示す。図13及び14は、ガラスアセンブリのための改変されたガラスプレート2及び3を備える本発明の態様を示す。] 図10A 図10B 図11 図12 図13 図14 図9 [0060] 図9,10A及び10Bは、ガラスプレート2及び3の全周縁に保護材92が施されている、本発明の一態様にしたがうガラスアセンブリ80及び90を示す。図11は、機械的衝撃力を最も受け易いアセンブリ領域である、ガラスアセンブリ90のコーナーにのみ補強材92が施されている、本発明の別の態様を示す。図12は、アセンブリのリード端6bのガラスプレート2bと3bの結合部にのみ補強材92が施されている(図10Bも見よ)、本発明のまた別の態様を示す。ガラスアセンブリのリード端はガラスアセンブリがベゼル内にマウントされるときに、電気コネクタによるリード端へのアクセスを提供するために意図的にある程度露出されたままであるから、ガラスアセンブリのこの領域は直接の機械的衝撃を最も受けるであろう。] 図10B 図11 図12 図9 [0061] 補強材92は、機械的衝撃力及び打撃からガラスプレートの端を保護するために弾力のある衝撃吸収剤で形成することが有利であり、接着剤62,62aと同じ材料で形成することができる。補強材は、ガラスアセンブリが機械的衝撃または曲げを受けたときの、ガラスプレートの端に存在し得る欠点または欠陥における破損の開始及び伝搬の阻止にも役立つ。例えば、ガラスプレートは一般にさらに大きなガラスプレートから罫書きされて割り取られ、これは必然的にガラスプレートの罫書きされて割り取られた端に小さな破損及び欠陥を生じさせる。] [0062] 図9は、寸法及び形状が同じである2枚のガラスプレート2a(図示せず)及び3aを有する、本発明の一態様にしたがう例示の第1の改変ガラスアセンブリ80を示す。この構成では、アセンブリ全体が二重窓ガラス構成で形成される。] 図9 [0063] 図10Aの例示の第2の改変ガラスアセンブリ90は、ガラスプレートのコーナーが面取りされているか(コーナー94)または丸められている(コーナー96)ことを除き、図1におけるように、アセンブリのリード端6bを形成するため、第2のガラスプレート3bより長い第1のガラスプレート2bを有する。ガラスアセンブリの4つのコーナーの全てが丸められるかまたは面取りされ得ることは理解されるであろう。] 図10A [0064] 図13は本発明の別の態様を示す。厚くされたかまたは比較的厚い第1のガラスプレート2cを有する、例示の改変ガラスアセンブリ100が示される。一般的な第1のガラスプレートの厚さは約0.2mm〜0.7mmであろう。しかし、本発明のこの態様の比較的厚い第1のガラスプレートは、約0.2mm〜5.0mmの厚さXを有することができる。] 図13 [0065] 図14は本発明の別の態様を示す。短くされたかまたは比較的短い第1のガラスプレート2dを有し、したがって比較的短いリード端または延長領域6dの延出し長さを与える、例示の改変ガラスアセンブリ110が示される。第1のガラスプレート2dの一般的な長さは約20〜70mmであろう。しかし、本発明のこの態様の比較的短い第1のガラスプレート2dは第2のガラスプレート3dより約2mm〜6mm長いだけとすることができ、よって一般的なリード端に比較して短いリード端6dを与える。] 図14 [0066] 先に論じたように、ガラスアセンブリのリード領域は、ガラスアセンブリがベゼルにマウントされたときに完全には保護されず、電気コネクタのアクセスのためにある程度露出している。このことは、アセンブリのリード領域6cには一層のガラスプレートしかないという事実とあいまって、リード領域をガラスアセンブリの残りの領域よりも機械的衝撃力または曲げ力による損傷を一層受け易くしている。第1のガラスプレートを厚くするかまたは短くすることは、第2のガラスプレート3cから延び出す、第1のガラスプレートのリード領域6cの強化に役立つ。これは、リード端にかかる衝撃、圧力または曲げモーメントによって生じるリード端の破断、チッピングまたは剪断の阻止に役立つ。このことは、リード端にかかる衝撃、圧力または曲げモーメントによって生じる2枚のガラスプレートの開きまたは離れ、及び、その結果生じる、気密封止の剥離の阻止にも役立つ。] [0067] 図15を参照すれば、本発明の1つ以上の実施形態にしたがう封止ガラスアセンブリのパッケージを作成するために実施することができるプロセス工程を流れ図が示している。例示の組立プロセス1000は以下の工程のいくつかまたは全てを含むことができる。工程の順序はある程度自由に裁量でき、所望の最終製品のパラメータにしたがう、当業者の判断の範囲内にある。] 図15 [0068] プロセス1000の工程1002において、本発明の態様の1つ以上を取り入れている、アクリル樹脂、アルミニウム及び/またはステンレス鋼のような耐衝撃性材料でつくられたベゼル10,20,30,40,50,70を提供することができる。リード端または開放辺25の補強構造42,あるいは後壁22の開口または切抜き31〜34のような改変を工程1004で加えることができる。] [0069] 工程1006において、図9〜14に関して説明したような本発明の態様の1つ以上を取り入れることができる、ベゼル内に適合する大きさにつくられた、OLEDディスプレイのためのフリット封止OLEDデバイス1のような、気密封止ガラスアセンブリ1,80,90,100,110を提供することができる。] 図10A 図10B 図11 図12 図13 図14 図9 [0070] 工程1008において、弾性率が低い裏打ち材料64の中間層をガラスパッケージ1,80,90,100,110に、またはベゼル10,20,30,40,50,70の後壁22に、接着することができる。あるいは、裏打ち材料を単にベゼル内に配して、次の工程においてガラスパッケージとベゼルの間に閉じ込めることができる。] [0071] 工程1010において、封止デバイス1をベゼル10内に堅固に保持するために接合材または接着剤62,62aが用いられる。有機接着剤を空隙66にしみ込ませて空隙66をある程度埋めることができる。] [0072] 工程1012において、必要に応じ、時間の経過によるかまたは紫外光の印加によるように、接合材または接着剤を硬化または固化させることができる。] [0073] 工程1014において、本発明の一態様にしたがうカバー52が形成される。] [0074] 工程1016において、例えば接着剤、締り嵌め/スナップ嵌めまたは機械的締結具によるように、カバー52がベゼルに取り付けられる。] [0075] これで、ベゼル/ガラスパッケージアセンブリを組み立てて最終製品にする準備ができた。ガラスパッケージがOLEDディスプレイパネルである場合、ベゼル/ガラスパッケージアセンブリは組み立てて、セル式電話、PDA、テレビジョン、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、マルチメディアデバイスまたはディスプレイパネルを用いるその他いずれかの最終製品にすることができる。] [0076] 本発明を特定の実施形態に関して本明細書で説明したが、そのような実施形態が本発明の原理及び応用の説明に過ぎないことは当然である。したがって、添付される特許請求の範囲に定められるような本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、説明した実施形態に数多くの改変がなされ得ること及び他の構成が案出され得ることは当然である。] [0077] 1ガラスアセンブリ(ガラスパッケージ) 2,3ガラスプレート 20,40,70ベゼル(フレーム) 22ベゼル後壁 24a,24b,24c ベゼル側壁 62,62a接着剤 64裏打ち材料 66 空隙 72マウント素子 74,74a マウント構造]
权利要求:
請求項1 封止ガラスアセンブリをパッケージするためのベゼルにおいて、第1,第2,第3及び第4の周端を有し、第1,第2及び第3の側壁がそれぞれ前記第1,第2及び第3の周端から上方に延びる、矩形の後壁を有するベゼルであって、(a)前記ベゼル後壁の前記第4の周端に沿う補強構造、(b)丸められたコーナー、(c)面取りされたコーナー、(d)前記後壁を貫通する少なくとも1つの開口、及び(e)第1,第2,第3及び第4の周端を有し、第1,第2及び第3の側壁がそれぞれ前記第1,第2及び第3の周端から下方に延びる、前壁を有するカバーであって、前記第1,第2及び第3のカバー側壁が前記第1,第2及び第3のベゼル側壁と接触しており、前記ベゼル内に収められたデバイスを見るための開口を前記バー前壁に有する、カバー、の内の少なくとも1つ以上を有する、ベゼル、第1,第2,第3及び第4の周端を有し、前記ベゼルの前記側壁内に配置されている、封止ガラスアセンブリ、及び前記ベゼル側壁の内表面を前記封止ガラスアセンブリの前記周端に結合し、よって前記封止ガラスアセンブリを前記ベゼル内に確実に固定し、前記封止ガラスアセンブリと前記ベゼルの間に衝撃吸収層を形成する、支持材料、を有し、前記封止ガラスアセンブリが前記ベゼル後壁から隔てられ、よって前記封止ガラスアセンブリと前記ベゼル後壁の間に空隙が形成される、ことを特徴とするベゼル。 請求項2 接着剤が前記封止ガラスアセンブリの底面を前記ベゼル後壁の内表面に接着し、前記接着剤は概ねリング形状または矩形のパターンの1筋以上の接着剤ストリップを含み、衝撃吸収性低弾性率材料が前記接着剤リングの内側で前記封止ガラスアセンブリと前記ベゼル後壁の間に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載のベゼル。 請求項3 前記封止ガラスアセンブリがさらに、第1及び第2の矩形ガラスプレート、前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートの間に配置されている、(a)熱と水分及び周囲大気の内の少なくとも1つに敏感な素子、及び(b)少なくとも1つのOLEDデバイスの内の1つ、及び前記素子を囲んで前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートの間に延び広がり、よって前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートを結合して、前記素子を前記封止ガラスアセンブリ内に実質的に気密に封入する、ガラスフリット封止材、を有することを特徴とする請求項1に記載のベゼル。 請求項4 前記素子が少なくとも1つのOLEDデバイスであり、前記第1のガラスプレートの一部が前記第2のガラスプレートの対角線の約0.1〜約5%の距離まで前記第2のガラスプレートから延び出すように、前記第1のガラスプレートが1つの次元において前記第2のガラスプレートより長く、電気リードが前記第1のガラスプレートの前記延出し領域上に配置され、前記気密封止を破らずに前記少なくとも1つのOLEDデバイスまでフリット封止領域を貫通して延びる、ことを特徴とする請求項3に記載のベゼル。 請求項5 封止ガラスアセンブリにおいて、少なくとも2つの丸められているかまたは面取りされたコーナーを有する第1及び第2の矩形ガラスプレートであって、前記第1のガラスプレートは、前記第1のガラスプレートの一部が前記第2のガラスプレートから延び出すように、1つの次元において前記第2のガラスプレートより長くなっている第1及び第2の矩形ガラスプレート、前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートの間に配置された、熱と水分及び周囲大気の内の少なくとも1つに敏感な、少なくとも1つの電子デバイス、前記素子を囲んで前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートの間に延び広がり、よって前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートを結合して、実質的に気密な封止を形成する、ガラスフリット封止材、前記第1のガラスプレートの前記延出し領域上に配置され、前記気密封止を破らずに前記少なくとも1つの電子デバイスまでフリット封止領域を貫通して延びる、電気リード、及び(a)前記第2のガラスプレートの対角線の約0.1〜約5%の距離まで前記第2のガラスプレートから延び出す前記第1のガラスプレートの前記延出し領域、(b)前記第2のガラスプレートより厚い前記第1のカラスプレート、(c)前記第1のガラスプレートの前記延出し領域に沿う前記第1のガラスプレートと前記第2のガラスプレートの前記結合部の弾力のある補強材料、(d)前記封止ガラスアセンブリの前記コーナー上の弾力のある補強材料、(e)前記封止ガラスアセンブリの周端上の弾力のある補強材料、及び(f)前記封止ガラスアセンブリの全周縁上の弾力のある補強材料、の内の少なくとも1つ、を有することを特徴とする封止ガラスアセンブリ。
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